ohinanikki

音楽・本について、色々。

2014-01-01から1年間の記事一覧

生理的に無理、とか

ふと思ったこと。「生理的に無理」の生理って、多分その人の身体的(に感受できる)感覚、もしくは育った環境に依るもの、なのではと。で、若いうちは(若いうちこそ)エーテル体(ざっくりいうと生命力)が弱いらしいので、身体的感覚・育った環境による感…

反映の境で、振り返る

ハロウィンみたいだし(会社、いたるところにお菓子がたくさん)、怪文書でも。1内も外も、くらげ。海月が、界面活性剤漬けの、肌を刺すような溶かすような水の中へ、身を投じる。その時はそれが良かれと思っていた。夜になるとその海の底へ潜り、ふるいにか…

何かを教わる時はいつも、話すことそれ自体も教わっている

とある人と、とあるメールのやり取りをした。おそらく60才前後?の方だが、さすが年の功(失礼かな?)と感心。本当に感銘を受けた。こんなふうにくさみのない、澄んだ言葉が流れるように紡げるのなら、そのためだけにも長生きしてみたい。淡々と不要な情緒…

ピアノ探訪⑥

7月、京都で練習する場所を探していたら、楽器店でピアノ室を貸している場所を発見。1945年創業のアメリカヤ楽器店というところで、しかもディアパソンをメインに扱っていて、練習室にもEシリーズ(大橋デザイン)のディアパソン。ひつこく探したかいがあっ…

夢について、気付いたこと

夢について、気付いたこと。夢には何となく「虫の知らせ」とか、「予知夢」のイメージを持っていた。けど、むしろできごとの余韻・反芻(できごとが終わっても、それについての気持ちがまだつづいている)とか、よそで現在進行形で流れていること、だと思っ…

ピアノ探訪⑤

ピアノを買えることになりました。ので、何が何でも引っ越さなくてはいけなくなりました。 下写真の大橋ピアノがそれです。上はその設計者である大橋幡岩さんが、かつて在籍していた小野ピアノのもの。 大橋ピアノは音色には相当なこだわりを持って作られて…

ピアノ探訪④

■旧グッゲンハイム邸にて、展示品であったプレイエル 2013年1月に神戸市塩屋「旧グッゲンハイム邸」にて、演奏させていただく機会があった。実はそのころも色々あって、かなり暗い気持ちで関西まで向かっていた。塩屋の駅から、小高い丘の上に立つ洋館が見え…

ピアノ探訪③

■アポロピアノに驚く (前回のつづき) 余韻の中をゆるやかに遠回りしながら、バス停へ向かい、国道に出た。少し行くと、こじんまりしたお店の中にアップライト・ピアノが並んでいた。ショール-ムというより、町の楽器屋さん、という出で立ち。入ってみると…

ピアノ探訪②

■厚木、ピアノ再生工房へ (旧・昭和音大 跡地) 久しぶりに小田急線に乗って、海老名へ。そこからさらにバスで15分ほど行き、停留所から降りて歩く途中、昭和音楽大学の跡地があった。校内にあったのだろう、だだっ広い空き地に大きな木がぽつりと。 古いピ…

ピアノ探訪 ①

■部屋にピアノがほしいお金も演奏技術もどちらも全くないのに、生ピアノがとてもほしい。思えば、実家を出た時からずっとそうだった。以前住んでいた部屋と、その前の2ヶ所は、どちらも建物地下にピアノのあるところだった。振り返って、自分なんかがああい…

John Martyn - Couldn’t love you more

(対訳) もしあなたが 私のために あの太陽に 口づけしたとしてももしあなたが いつかそうなったかもしれない 全ての嘘を 私に話してくれてももしあなたが 私のために 崩れ落ち 倒れて 死んでしまったとしても私にはもう あなたを愛せない私にはもう あなた…